精神疾患と認知機能

精神疾患と認知機能研究会　編 2009年発行　B5判　341頁 定価（本体価格10,000円＋税） 研究者によって、認知機能の意味内容が微妙に異なっている。認知機能とはなにか、また、さまざまな精神疾患で認知機能障害はその疾患や症状とどのような関連があるのか、治療が認知機能のどのような側面を改善するのかなど、包括的な立場でまとめた。

臨床体験に基づくステップアップ心エコー図　診断力向上を目指して

澤田　準　著 2009年発行　B5判　229頁 定価（本体価格7,000円＋税） いろいろな構造物の異常、その結果生じる機能的変化や診断に至る道程を順序よく記述し、それぞれの症例ごとに詳しい心エコー図解説を与えながら、進んでいきます。日常接するあらゆる疾患を掲載。心エコー図は初めてという読者にも。

最新抗菌薬療法マニュアル　

渡辺　彰　編著 2009年発行　B5判　140頁 定価（本体価格3,500円＋税） 種類が多く使い分けが難しい抗菌薬。 特に治療面では整理・理解して適正かつ効果的に抗菌薬を使用することが重要である。感染症への対策、治療の重要性が問われる時代、抗菌薬療法を実施する際に手元に持っておきたい参考書として、ぜひお勧めしたい一冊。

研修医のための精神科診療の実際

西村良二　編著 2009年発行　B5判　117頁 定価（本体価格3,000円＋税） 精神科臨床の実践的な手引き書となっており、病棟や救急外来で遭遇する疾患を呈示し、おのおのの状態に合わせた精神科的対応の仕方や知識、診断・治療を解説。また薬物療法や精神療法に重要な面接技術、デイケアや作業療法などのコメディカルスタッフとのチーム医療の役割も詳説。

臨床医のための線維筋痛症　外傷、手術、虐待、人工透析と広範囲疼痛

浦野　房三　著 2009年発行　B5判　94頁 定価（本体価格2,500円＋税） 本疾患が徐々に国内に浸透するに従い、さまざまな問題が出現してきている。現在、有病率は1.7％といわれ、非常にありふれた疾患であることが認識されるようになってきた。 是非とも、多くの医療者の眼が注がれることを祈ってやまない。

心療内科ケーススタディー　プライマリケアにおける心身医療

中野弘一　著 2009年発行　A5判　234頁 定価（本体価格3,500円＋税） 来訪してくる患者の主訴と、それに対応する診断・治療といったケーススタディ形式で構成。とくに解説部分は、心身医学的知識と著者の治療の体験から得られたものをQ&Aのスタイルで述べ、とてもわかりやすく書かれています。

初めて学ぶ脳神経疾患の漢方診療　おもな漢方処方と治療報告

宮上光祐　著 2009年発行　B5判　115頁 定価（本体価格3,000円＋税） 西洋医学を学んできた者にも漢方治療へ入りやすくするために、おもに疾患や症候別に漢方薬を選択し、第一選択薬として推奨される漢方薬を含め、汎用されるおもな漢方薬について述べました。

「甘え」とスピリチュアリティ　土居健郎、フロイト、空海、そして「私」

熊倉伸宏　著 2009年発行　B6判　176頁 定価（本体価格2,300円＋税） 「面接法」「精神疾患の面接法」「メンタルヘルス原論」シリーズ３部作に続き、土居健郎の「甘え」の理論の完結編。 「自由」の彼岸に何を見るか。土居健郎「甘えの構造」の現代復刻版であり、その続編と言っても過言ではない。 土居健郎の愛弟子である著者が、「甘え」の理論研究から、フロイトの精神分析学、そして空海の著作へと辿り着いた

睡眠検査学の基礎と臨床

松浦　雅人　編著 2009年発行　B5判　278頁 定価（本体価格5,900円＋税） 睡眠検査法の実際、睡眠障害診断と治療における睡眠検査の意義、睡眠検査の医療や健康科学への応用などについて、それぞれの専門家が執筆。生体計測技術や長時間モニタリング技術の進歩、あるいは終夜ポリグラフや睡眠脳波・事象関連電位など睡眠検査のトピックスについても解説。

学校に行けない子どもたちへの対応ハンドブック　

小柳憲司　著 2009年発行　A5判　100頁 定価（本体価格1,800円＋税） 不登校に伴う問題のうち「いかに社会参加をすすめるか」という点に着目し、その対応をできるだけ実践的に記載しました。医師だけではなく不登校の子どもに関わるすべての人を対象にしています。

必携サプリメント・健康食品HANDBOOK　科学的根拠から適正使用がわかる本

蒲原聖可　著 2009年発行　B6判　220頁 定価（本体価格2,000円＋税） 数多く存在するサプリメント・健康食品の中から、医療従事者なら知っておきたい240品を網羅。それぞれについて効果・作用機序、用法用量に加え、医薬品との相互作用などがわかります。有効性と安全性については、エビデンスの質を考慮したうえで、格付け（レーティング）を付加しました。

新・膠原病教室　

橋本博史　著 2009年発行　B5判　286頁 定価（本体価格8,000円＋税） わかりやすい膠原病診療ガイドの決定版！ 目で見てわかりやすいように、図表やカラー写真を多数掲載し、最新の診断基準、分類、治療指針やガイドライン、活動性、重症度評価表などを完全網羅。

働く人のメンタルヘルス教室

山本晴義、曽田紀子　著 2009年発行　A5判　82頁 定価（本体価格1,200円＋税） うつ、自殺、過労死など、仕事や職場といった社会生活の中で誰にでも起こりえる、人間関係のさまざまな心の病を徹底解説。 毎日の生活の中でいかにストレスをためずに、心も体も健康に生きていくにはどのようにしたらよいか。などストレス社会での生活のなかですぐに役立つ書。

マンガで学ぶうつ病治療記　中学生宇津成人くんと高校生尻沢美香さんの場合

松下裕貴　他著 2009年発行　A5判　119頁 定価（本体価格1,000円＋税） 中・高校生に対するうつ病教育を目的とした書。 マンガを使って、うつ病をわかりやすく解説。うつ病になったらどのようにしたらよいのか、具体的に説明します。また、マンガ以外の解説も充実させました。

強直性脊椎炎　患者、介護者、医療従事者のための専門的アドバイス

浦野　房三　監修 2008年発行　A5判　158頁 定価（本体価格2,500円＋税） 自ら医師であり、AS患者でもある著者が、AS患者を診る医師とAS患者にとって本当に必要なことを非常にわかりやすく実践的にまとめました。ASを診る医師はもちろん、患者さんとその家族にも一読をおすすめします。

アルコール医療ケース・スタディ　

白倉克之、丸山勝也　編著 2008年発行　B5判　168頁 定価（本体価格3,700円＋税） アルコール依存症はもとより、その関連疾患や関連精神障害の各種病態、治療やリハビリテーションなど、わかりやすい記述と図表を多く取り入れ解説。またアルコール問題に関する具体的な各症例を中心にケース・スタディの形で解説。

集団の精神病理

柏瀬　宏隆　編著 2008年発行　A5判　124頁 定価（本体価格2,300円＋税） 「集団の狂気」とも言うべき病態がマスコミを賑わせている。一人では不可能な、集団の力学によって初めて可能となるような、「狂気」であり「異常行動」である。本書はそのような集団の精神病理を精神医学的にまとめたものです。

症例から学ぶ脊椎関節炎　強直性脊椎炎、未分化型脊椎関節炎ほか

浦野　房三　著 2008年発行　B5判　139頁 定価（本体価格3,700円＋税） 広範囲に疼痛をきたす脊椎関節炎は医療関係者には病名は知られているが、診断方法が十分に行き渡っていないのが現状である。本書では脊椎関節炎の症状、病態や関連の深い病気まで、その検査・診断、予後や治療法を実際の48症例を掲載しました。

多発性硬化症の診断と治療

吉良　潤一　編集 2008年発行　B5判　285頁 定価（本体価格9,000円＋税） 患者さんはいったん発病したら40年ほども多発性硬化症を抱えて生きていくことになります。したがって、私たち神経内科医は多発性硬化症が、life-longな病気であることを認識して、現時点の治療にあたることが肝要です。

天からの授かりもの　がんの患者会ができるまで

戸川　敦　著 2008年発行　B6判　108頁 定価（本体価格1,000円＋税） 働き盛りの銀行マン・堀之内さんは骨髄腫と告知された。骨髄移植後も再発し途方に暮れていた時、国際骨髄腫財団（IMF）のホームページが目に留まる。がんの患者会をつくり、最後まで会のために尽くした姿を顧問医師がつづった希望の一冊。

摂食・嚥下障害リハビリテーション

馬場　尊、才藤栄一　編集 2008年発行　B5判　143頁 定価（本体価格3,500円＋税） 摂食・嚥下障害にリハビリテーションが介入するとどのような改善がみられるか、その過程の考え方を紹介し、摂食・嚥下障害の基礎知識、評価、リハビリテーションの実際までを詳しく解説。また摂食・嚥下障害における介護保険や米国の摂食・嚥下リハビリテーションを紹介。

総合診療医のための「子どもの眠り」の基礎知識　

神山　潤　著 2008年発行　B5判　97頁 定価（本体価格2,500円＋税） 本書は「子どもの眠り」に特化し、その臨床的事項を中心に概説。 日常の臨床で眠りの悩みへの対応を迫られる総合診療医、家庭医の先生方にとっては、必読の一冊です。

男性更年期障害　その関連領域も含めたアプローチ

白井　將文　編著 2008年発行　B5判　264頁 定価（本体価格5,800円＋税） 男性特有の泌尿器疾患、心の問題、加齢、生活環境など、多角的に男性更年期を紹介。男性更年期障害に関心のある専門家はもちろんのこと、これから男性更年期障害について勉強されたい方にとっても入門書として最適です。

傷痕の真実　監察医の見た児童虐待

河野　朗久　著 2008年発行　B6判　283頁 定価（本体価格2,500円＋税） 本書は、大阪府監察医である著者の経験を元にした小説です。小説の体裁をとっているとはいえ、医学的な所見や見地はそのままにしており、現実の児童虐待とその裏に潜む様々な問題にわかりやすく鋭く迫ります。