-
日本精神神経学会 精神科専門医テキスト
¥20,900
編集:日本精神神経学会精神科専門医テキスト作成委員会 B5判、784頁 定価19,000円+税 消費税10%込(20,900円) 精神医療に携わる医療者、必携! 進化し続ける精神医学にキャッチアップせよ! 本書は、精神医学・精神医療・精神保健にわたる精神科必須項目を徹底的に 網羅した日本精神神経学会による唯一無二の公式テキストである。 精神科専門医をめざす専攻医、専攻医の教育にあたる指導医、専門医のアップデートに 最適な一冊となるよう、精神神経学会の総力を挙げて企画・執筆された。 また、精神科専門医認定試験は本書から出題されることとなっており、 専攻医の専門医認定試験対策に必須である。 精神科専門医としてふさわしい知識と専門性を身につけ, 一生アップデートし続けるための必携テキスト。 【目次情報】 総論1 精神科専攻医にめざしてほしい精神医療と精神医学 18 1 精神医療とは? 精神科医とは? 18 2 メンタルヘルス支援者の10の基本 19 3 精神科医に求められるもの 21 4 患者と家族に学ぶ 22 5 精神科診療の基本 23 6 失敗に学ぶ 26 7 精神科医としての基本と成長 30 総論2 脳科学と精神医学 33 1 脳と神経細胞 33 2 脳科学研究による病態解明から病態に基づく診断・治療法開発 40 3 精神疾患の研究 40 4 今後の展望 50 総論3 精神医学の歴史 53 1 単一精神病(論) 53 2 Kraepelinの分類学 54 3 Freudの精神分析学 54 4 ハイデルベルク学派の思想 55 5 人間学的精神病理学 57 6 反精神医学 59 7 実証主義的精神医学(新クレペリン学派) 59 8 DSM–Ⅲ誕生の経緯 62 9 DSM–Ⅲ誕生 62 10 DSM–Ⅲのインパクト 64 11 DSM分類に対する批判 65 12 DSM–5以降の展開 65 13 新クレペリン学派からみた現代精神医学の歴史 66 総論4 精神医療と社会 69 1.精神保健福祉法 69 1 精神病者監護法と精神病院法 69 2 精神衛生法の制定と1965年改正 70 3 精神保健法 71 4 精神保健福祉法とその後の改正 71 5 精神保健福祉法における入院形態 73 6 精神医療審査会 75 7 精神保健指定医 76 8 精神保健福祉法における行動制限 76 9 2013年改正以降の状況 77 10 1991年国連原則・障害者権利条約と精神保健福祉法 78 11 精神保健福祉法の課題と今後 78 2.医療観察法 80 1 医療観察法の対象者 81 2 医療観察法による医療の必要性 81 3 医療観察法に関連する用語 82 4 当初審判の手続き 83 5 医療観察法による医療の目標・理念とその特色 86 6 入院処遇 87 7 通院処遇 89 8 医療観察法の現状と課題 90 3.精神鑑定 92 1 精神鑑定の種類 93 2 可知論と不可知論 93 3 刑事責任能力 94 4 精神鑑定の実施方法 95 5 精神鑑定例とその解説 99 6 裁判員制度と精神鑑定 100 7 日本司法精神医学会 刑事精神鑑定倫理ガイドライン 101 4.成年後見制度と介護保険制度 103 1 成年後見制度 103 2 介護保険制度 106 3 意思決定支援 109 5.保健所・児童相談所の役割と連携 112 1 保健所および保健師の役割 113 2 精神保健における医療と保健師との連携 118 3 児童相談所の役割 119 4 児童虐待における児童相談所の役割および権限 120 5 精神科医療機関と児童相談所の連携 121 総論5 精神科症候学 123 1 意識 124 2 記憶 125 3 注意 127 4 認知(知能) 128 5 知覚 129 6 思考 132 7 感情・気分 134 8 意欲・動機 137 9 自己意識と同一性 139 10 性格・パーソナリティ(人格) 141 11 衝動性,依存・嗜癖,自閉,その他 141 12 生理的欲求にかかわる行動 143 総論6 精神科診断学 145 1.精神科診断学の歴史 145 1 近代精神医学の黎明期における診断学 145 2 記述精神医学の診断学 147 3 力動精神医学の診断学 148 4 第二次世界大戦後の診断学 148 5 今日の診断学の課題 149 2.DSM—5—TRとICD—11 152 1 ICD–11とDSM–5–TRの概要 152 2 「Disorder」の定義 153 3 ICD–11とDSM–5–TRの構成と分類 154 4 ICD–11による診断 157 総論7 精神医学的診察と診断 160 1 精神科面接の特殊性 161 2 精神科面接の実際 165 3 診断の作業 170 4 診断の過程 172 5 診察結果の伝え方―いわゆるインフォームド・コンセント― 173 6 治療契約が成立しないとき 174 総論8 精神科治療学 177 1.精神療法 177 1 支持的精神療法 178 2 力動的精神療法 180 3 認知行動療法 182 4 マインドフルネス認知療法 185 5 森田療法 186 6 内観療法 187 7 その他の精神療法 188 2.心理社会的療法,地域精神医療 190 1 心理社会的療法(総論) 190 2 精神科リハビリテーションの代表的な技法・プログラム 193 3 入院治療における心理社会的アプローチ 196 4 社会参加の支援,就労支援 197 5 地域精神医療,介護保険制度と地域包括ケアシステム 199 3.薬物療法 202 1 抗うつ薬 202 2 抗精神病薬 207 3 気分安定薬 210 4 抗認知症薬 212 5 睡眠薬と抗不安薬 213 6 多剤併用のリスク 215 7 妊婦に対する薬物療法 216 8 主要な薬剤の副作用 217 9 高齢者に対する薬物療法 219 4.身体療法(ニューロモデュレーション) 222 1 身体療法とは 222 2 ニューロモデュレーションとは 222 3 修正型電気けいれん療法(m—ECT) 223 4 反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS) 228 5 研究開発中の脳刺激療法 232 6 精神科領域におけるニューロモデュレーションの歴史 233 総論9 検査法 235 1.脳波検査,睡眠ポリグラフ検査 235 1 歴史 235 2 脳波とは 236 3 精神科臨床 239 4 賦活脳波 243 5 睡眠脳波 244 6 睡眠ポリグラフ検査 245 7 デジタル脳波計 246 2.神経画像検査,髄液検査 248 1 神経画像検査―脳構造画像(脳形態画像)と脳機能画像― 248 2 髄液検査 259 3.神経心理学的検査 262 1 神経心理学的アセスメントと神経心理学的検査 262 2 病前の能力の評価 266 3 スクリーニング検査 267 4 精神科領域で頻用される検査 268 4.心理検査 274 1 心理的アセスメント 274 2 知能検査および発達検査 275 3 パーソナリティ検査 280 4 その他の心理検査 287 5 精神症状のアセスメント 288 6 心理検査の実際の実施に関して 290 総論10 コンサルテーション・リエゾン精神医学と精神科救急 293 1 コンサルテーション・リエゾン精神医学(CLP) 293 2 CLPの臨床上の対象領域とそこで行われるチーム医療 293 3 CLPでよく遭遇する疾患・病態 294 4 対象別にみたCLP 300 5 精神科救急の定義,ニーズと医療体制 304 6 精神科救急の実際 305 各論11 神経発達症群 314 1.自閉スペクトラム症 314 1 疫学 314 2 概念と病態 315 3 診断 317 4 検査 318 5 治療 319 2.注意欠如多動症 323 1 疫学 323 2 概念と病態 324 3 診断 325 4 治療 326 3.その他の神経発達症 331 1 知的発達症 331 2 発達性発話又は言語症群 332 3 発達性学習症 333 4 発達性協調運動症 334 5 常同運動症 335 各論12 統合失調症又は他の一次性精神症群 336 1.これまでの概念・疫学・病態とこれからの共同創造・社会医学・理解 336 1 精神医学が対象とするもの 336 2 概念 338 3 疫学 341 4 病態 343 2.診断 349 1 診断の手順 349 2 経過と症状の多様性の評価 350 3 診断や評価に役立つ検査 351 4 早期症状と診断 352 5 鑑別診断 353 3.治療 358 1 治療関係の構築 358 2 生物学的治療 360 3 心理社会的治療 364 各論13 双極症又は関連症群 367 1.疫学,概念と病態 367 1 疫学 367 2 概念と病態 368 2.診断 376 1 診断 377 2 併存症 383 3 検査 383 4 鑑別診断 384 3.治療 387 1 薬物療法 387 2 修正型電気けいれん療法(m–ECT) 391 3 心理社会的支援 391 各論14 抑うつ症群 395 1.疫学,概念と病態 395 1 疫学 396 2 概念の変遷 398 3 病因・病態 400 2.診断―うつ病を中心に― 405 1 疾患概念と関連する3つの臨床的論点 405 2 抑うつ症群の診断―うつ病を中心に― 408 3.治療 416 1 うつ病治療の原則 416 2 治療計画の策定 417 3 初期治療 417 4 治療の目安 418 5 最初の治療で寛解に至らなかったときにはどうすればよいか 424 6 いつまで続けるか 427 Topic うつ病の概念―日本における伝統的なうつ病(軽症内因性うつ病)を中心に― 430 1 MDDの3形態 432 2 内因性うつ病の症状論 433 3 不安症状・不安症(不安障害)との関連と併存症 436 4 双極性障害(双極症)との関連 436 5 非定型の特徴 438 6 病前性格論と発病状況論 438 各論15 不安又は恐怖関連症群 442 1 不安又は恐怖関連症群(総論) 442 2 全般不安症(GAD) 449 3 パニック症(PD) 452 4 広場恐怖症(空間恐怖,AG) 455 5 限局性恐怖症(SP) 457 6 社交不安症(SAD) 459 7 分離不安症(SEPAD) 461 8 場面緘黙(選択性緘黙,SM) 464 各論16 強迫症又は関連症群 469 1 疫学 469 2 概念と病態 470 3 診断 471 4 治療 473 5 強迫症又は関連症群(OCRD) 475 6 ためこみ症 476 7 身体醜形症(ICD–11) 479 8 自己臭関係付け症(ICD–11) 479 9 心気症(ICD–11) 480 10 向身体性反復行動症群(抜毛症・皮膚むしり症)(ICD–11) 480 11 トゥレット症候群(ICD–11) 480 各論17 ストレス特異的関連症群 482 1 心的外傷後ストレス症(PTSD) 483 2 複雑性心的外傷後ストレス症(複雑性PTSD) 493 3 遷延性悲嘆症(PGD) 494 4 適応反応症 495 5 反応性アタッチメント症(RAD) 495 6 脱抑制性対人交流症(DSED) 496 各論18 解離症群 499 1 疫学 499 2 概念と病態 500 3 診断および鑑別診断 501 4 解離症群のカテゴリー 501 5 治療 510 各論19 食行動症又は摂食症群 513 1 摂食症(ED)の疫学 514 2 神経性やせ症(AN) 514 3 回避・制限性食物摂取症(ARFID) 519 4 神経性過食症(BN) 520 5 むちゃ食い症(BED) 522 各論20 身体的苦痛症又は身体的体験症群 526 1 疫学 526 2 概念と病態 527 3 診断 530 4 治療 533 各論21 物質使用症又は嗜癖行動症群 536 1.アルコール 536 1 疫学 536 2 概念と病態 538 3 診断 541 4 治療 545 2.精神作用物質 550 1 わが国における使用症の実態と動向 550 2 診断と評価 555 3 治療・回復支援と予後 559 4 物質使用症臨床における司法的問題 562 3.インターネット,ゲーム 565 1 疫学 565 2 概念と病態 566 3 診断 567 4 治療 567 4.ギャンブル 572 1 疫学 572 2 概念と病態 572 3 診断 573 4 治療 573 各論22 パーソナリティ症及び関連特性群 575 1 疫学 575 2 概念と病態 577 3 診断 580 4 治療 584 各論23 認知症 590 1.疫学 590 1 わが国における認知症の有病率 590 2 認知症の危険因子 591 3 複数因子の管理を通じた認知機能低下や認知症発症のリスク低減を検討した介入研究 594 2.神経病理学,分子生物学 597 1 神経病理学 597 2 分子生物学 600 3.アルツハイマー病による認知症 603 1 アルツハイマー病による認知症 603 2 高齢者タウオパチーの臨床的特徴 616 4.高次脳機能障害と頭部外傷による認知症 620 1 高次脳機能障害と認知症 620 2 血管性認知症 621 3 頭部外傷による認知症と慢性外傷性脳症 623 4 高次脳機能障害 623 5.レビー小体病による認知症 627 1 診断要件 627 2 症候 629 3 検査所見 631 4 治療 634 6.前頭側頭型認知症 639 1 診断基準 639 2 症候 640 3 脳画像 642 4 治療 643 各論24 器質性精神障害 646 1 脳炎 646 2 梅毒 649 3 HIV 650 4 クロイツフェルト・ヤコブ症 654 5 脳腫瘍 661 6 正常圧水頭症 661 7 慢性硬膜下血腫 664 各論25 精神疾患の原因となりうる医学的疾患・薬剤・化学物質 667 1 精神疾患の原因となりうる医学的疾患 667 2 精神疾患の原因となりうる薬剤・化学物質 674 各論26 睡眠・覚醒障害群 679 1 診断分類 679 2 診断の流れ 679 3 不眠障害群 682 4 睡眠関連呼吸障害群 688 5 過眠障害群 689 6 概日リズム睡眠・覚醒障害群 692 7 睡眠時随伴障害群 695 8 睡眠関連運動障害群 697 9 精神疾患に関連した睡眠・覚醒障害の諸課題 699 各論27 てんかん 704 1 疫学 704 2 概念と病態 704 3 診断 705 4 治療 712 5 高齢者のてんかん 714 6 てんかんの精神医学的側面 715 各論28 災害精神医学 719 1.自然災害後の心理社会的支援 719 1 災害とメンタルヘルス 719 2 災害後のメンタルヘルス支援 721 2.新型コロナウイルス感染症 727 1 感染症とメンタルヘルス 728 2 COVID–19に関する精神医学 729 3 COVID–19と精神医療 732 各論29 自殺予防 737 1 自殺と自殺関連行動 737 2 自殺の疫学 739 3 国の自殺対策 740 4 自殺と精神保健 741 5 自殺の危険因子 741 6 自殺予防の基本原則 742 7 ハイリスク者・ハイリスク集団への対策 742 8 地域における自殺対策 744 9 自殺対策研究 744 各論30 産業精神医学 748 1 職場のメンタルヘルス不調の現状と捉え方 749 2 職業性ストレス理論への理解 750 3 基本的な関連法,指針や手引きの概略 752 4 産業医として職場で働く 754 5 精神科を専門として職場で働く 756 6 主治医として職場とかかわる 756 各論31 症例報告の作成方法 759 1 症例報告作成の前に 759 2 症例報告の3つの形 760 3 症例報告の作成にあたって 762 あとがき 770 索引 772 ※2025年9月中旬発売予定です
MORE -
明日から使える!精神科薬物療法の臨床Hack
¥3,850
編集:堀 輝(福岡大学医学部精神医学教室 教授) 嶽北佳輝(関西医科大学医学部精神神経科講座 診療教授) A5変型判、200頁 定価3,500円+税 消費税10%込(3,850円) 学会で大人気のシンポジウムが書籍になった! あなたの処方の選択肢が大きく広がる、「明日から使える」知識が満載です。 ガイドラインだけでは良好な進展が難しい場面も多い精神科臨床。 治療の主軸となる薬物療法においても、 困難な選択や想定とは異なる結果に悩まされるケースも多いはずです。 本書は、そのような精神科薬物療法での迷い・困難に役立ててもらうべく、刊行されました! サッと手に取ってその場で活用できるのはもちろん、 新たな知見やエキスパートの経験を知ることで自身の処方の幅が大きく広がる 実践的な薬物療法のヒント集です。 取り上げる薬剤は、抗精神病薬・抗うつ薬といった基本薬から、 リチウムやADHD治療薬、そして認知症治療薬まで幅広く網羅。 適応外使用や副作用対応なども詳細に解説し、 現場で生じがちな様々な疑問への対応にフォーカスしています。 そして、本書最大の特長となっているのが、 各執筆者が示してくれた「私はこうしている!」のパートです。 下記目次にもあるとおり、各領域の第一線で活躍する先生たちが 臨床経験や研究に基づいた考察をもとに、具体的な処方や考え方を記してくれています! 難渋しがちな「悩みどころ」の突破法が学べたり、 これまで見たこともないような処方を教えてもらったりと多くの学びが得られるはず。 さらに章末トピックスでは、妊産婦や高齢者、児童など特定の患者群に関するもの、 特別な注意が必要だったり新たな可能性を秘めた薬剤についてのもの、 肝機能・腎機能に障害を抱えた患者へのものなど 多岐にわたるテーマをコラム的にまとめていただきました。 学会シンポジウムの熱気が詰まったこの1冊が、多くの精神科医に届き 少しでも処方・診療がいい方向に変わるきっかけとなれば嬉しく思います! 【目次情報】 はじめに 4 本書の使い方 6 ■Chapter 1 適応外使用 「適正使用」を心がけつつ、患者説明などにも配慮しよう(朝日智大,古郡規雄)11 ■Chapter 2 抗精神病薬 適応が拡がるなか気分障害やせん妄、BPSDへの使用にも注目しよう(三浦 至)21 ■Chapter 3 抗うつ薬 抗うつ薬の特徴を知り尽くして効果的に使っていこう(緒方治彦)36 ■Chapter 4 リチウム リスクと上手に向き合って効果的な治療につなげていこう(平川博文)57 ■Chapter 5 抗てんかん薬 てんかん以外にも幅広い使い道のあることを確認しよう(冨田 哲)73 ■Chapter 6 睡眠薬 薬剤群ごとの特徴や注意点を理解して不眠症治療を進めよう(高江洲義和)92 ■Chapter 7 抗不安薬 ベンゾジアゼピン系薬剤は何に気をつけて使えばいいのか?(櫻井 準)107 ■Chapter 8 ADHD治療薬 承認4剤の特徴を知ったうえで個々に適した治療を行おう(河野美帆,河野仁彦) 123 ■Chapter 9 認知症治療薬 患者や家族に寄り添った視点で薬剤治療を進めよう(飯田仁志)142 ■Chapter 10 漢方薬 漢方薬の知識を整理して精神科治療の幅を広げよう(村岡寛之)159 ■Chapter 11 副作用への対応 中止と継続、どちらにすべきか見極める力をつけよう(阿竹聖和)178 ■【各章末】 ここにも注意!なトピックス 1 向精神薬の服用回数について(吉田和生)18 2 第1世代抗精神病薬が有用なときとは?(石郷岡 純)33 3 三環系抗うつ薬の活かし方(下田和孝)54 4 妊産婦・授乳婦(菊地紗耶)70 5 高齢者(馬場 元)89 6 トラゾドン、ミアンセリン、ヒドロキシジンの使いどころ(竹内啓善)103 7 精神疾患に対するタンドスピロンの有用性(岸 太郎)119 8 児童・思春期(杉本篤言)139 9 抗認知症薬は中止するもの?(吉野祐太)155 10 肝機能障害(服部早紀)174 11 腎機能障害(菅原裕子)191 事項索引 194 薬剤名索引 195 おわりに 197 ※2025年7月上旬発売予定です
MORE -
医療者のためのChatGPT BEYOND :文献検索、申請書・論文作成、学会発表… ここまでできるのか!
¥4,840
著者:松井健太郎(国立精神・神経医療研究センター病院 臨床検査部) 香田将英(岡山大学学術研究院医歯薬学域 地域医療共育推進オフィス) 吉田和生(慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター教育研修部門) A5変型判、320頁 定価4,400円+税 消費税10%込(4,840円) あの猫が、あの3人が、さらにアツくなって帰ってきた! 「こんなことまでできるのか!?」がたっぷり詰まった渾身の1冊! 日々、驚異的な進化を遂げている生成AIを ただ「なんとなく」使っているだけではもったいない! 前著となる『医療者のためのChatGPT』で大きな話題を集めた著者トリオが再集結し医療者がどう使い、どう活かせばいいのか多くのトピックで示してくれました。 ChatGPTやClaude、Geminiなど、話題の生成AIを徹底的に使い倒して 研究活動から日常業務、スキルアップまで幅広く活用できる方法を プロンプト・出力例はもちろん、画面キャプチャなども用いて具体的かつわかりやすく解説しています。 前半ではここ最近の生成AIの進歩を振り返り、 大量の文字情報や画像情報処理、音声の入出力、イラストの生成など、 より直感的になった新機能の活用法を多数収録。 後半では、医療文献検索、論文執筆、学会発表、科研費申請などに使える より踏み込んだ実践的なテクニックを詳細に紹介。 研究・論文執筆の過程をガラッと変えることになる驚きの活用法も紹介しています。 さらに、GmailやGoogleドキュメントへGeminiを呼び出す方法や Cursorを用いたスライド資料の作成、Difyを用いたシミュレーションボットの作成など 生成AI単体では実現しきれない“生成AIのその先”も提示。 明日の業務にすぐに使えるメソッドだけでなく、 一歩先を行く活用法のヒントも数多く含まれた内容となっています! 生成AI初心者という方も、かなり使い込んでいるという方にも 絶対におすすめの書籍です! ※2025年7月上旬発売予定です
MORE -
精神疾患をより良く生きるためのリカバリーサポートプラン
¥2,420
翻訳:日本精神神経学会アンチスティグマ委員会 B5変型判、84頁 定価2,200+税 消費税10%込(2,420円) 当事者が自分の生きたいと思う人生を生きるために。 精神疾患をもっていても健康に自分らしく生きるためにどうすればいいのか。難しく捉えがちなリカバリーを実践するためにWHOが作成した研修プログラムを紹介します。特別なことは必要ありません。当事者、ご家族、医療者など、精神疾患にかかわるすべての人の必読書。 ※2025年7月上旬発売予定です
MORE -
認知症への先入観をほどく−本人・ケアラー・医療者が前向きになれる言葉の提案−
¥2,420
著:大石 智 (北里大学北里研究所病院精神科部長) B6変型判、160頁 定価2,200円+税 消費税10%込(2,420円) 徘徊、妄想、帰宅願望、BPSD、不穏、自己抜去など、 認知症にまつわる言葉について考えてみませんか? 診察室、カルテや申し送り、報道やSNSなどのメディア、毎日の家族との会話でも当たり前に使う言葉が認知症のある人を傷つけ、 適切な医療やケアの機会も奪っているかもしれません。 当たり前すぎて疑いもしない言葉の影響に気づき、 認知症とともに前向きに生きていくために、 認知症を語る時の望ましい言葉とその理由について 認知症の専門医が一緒に考え、提案します。 樋口直美さん(レビー小体病当事者)と富岡由美子さん(ケアする家族)との精神科医×当事者×家族による特別鼎談収録! ※2025年7月上旬発売予定です
MORE -
リハビリテーション医療ChatGPTピンポイント活用術
¥2,750
【監修】 安保 雅博(東京慈恵会医科大学 リハビリテーション医学講座 主任教授) 【著】 尾﨑 尚人(東京慈恵会医科大学 リハビリテーション医学講座 助教、医療法人社団 鎮誠会 季美の森リハビリテーション病院 リハビリテーション科) A5変型判、104頁 定価2,500+税 消費税10%込(2,750円) リハビリテーション科医とセラピストのための、はじめてのChatGPT活用術 「触ってみた」から臨床で「使える」生成AIへ。コンパクト×短時間で手軽に学べる! 「ChatGPT、便利に使いこなすまではいけてないな」——そんなあなたのための1冊。生成AI未経験者から、すでに触れてはいるが臨床活用に踏み切れていない方まで、丁寧にナビゲート。生成AIならではの恩恵を感じられるケースを厳選して紹介!初心者は気になる「セキュリティの保護」や「情報の正確性の担保」など、臨床での活用を徹底サポートします。 本書では生成AIの基礎とともに、 リハビリテーション医療に特化した、ここにしかないユースケースを学べます。 ・3桁の国際生活機能分類(ICF)コーディングを一瞬で行う(MTDLPの導入に役立つ!) ・患者への疾病指導や職員・学生指導のためのクイズを作る(同じ資料でも難易度自由自在!) ・患者・家族への病状説明を文字起こし&要約(何を説明したかラクラク記録!) ※2025年6月末発売予定です
MORE -
実はこうなっている! 医師のための漢方製剤ガイドブック 添付文書に古典の記載はない!
¥8,800
監修:中永士師明(秋田大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学講座 教授) 編集委員長:新井一郎(日本薬科大学 教授,副学長) 編集委員:和田健太朗(日本鋼管福山病院 腎臓内科部長・透析センター長) 中山今日子(薬剤師,漢方jp 編集長,日本薬科大学 招聘講師,日本フアイア研究会 学術担当理事) 新見正則(オックスフォード大学 医学博士,新見正則医院 院長) A4判、168頁 定価8,000円+税 消費税10%込(8,800円) 漢方のこと、まだまだ知らないことだらけ!? 保険診療医なら絶対に知っておくべき情報が満載! 多くの医師が臨床において漢方エキス製剤を使用するようになったが どのような薬剤なのか、正直わからないという方がほとんどのはずである。 ・臨床試験が行われていないのに、どうして保険適用されている? ・漢方薬を使用した大規模研究が少ないのはなぜ? ・生薬と漢方薬との関係は? もちろん、患者さんに効いてくれるだけで処方の理由にもなるのだろうが より深く、より面白く知識を身につければ、漢方活用の道は広がっていくはず! さらに本書は、【データブック】としても使えます! ・一般用294処方と医療用製剤との効能・効果差異一覧 ・医療用漢方製剤の構成生薬一覧 ・医療用漢方製剤の保険適用病名一覧 などなど、臨床で困ったときに助けてくれえる優れた1冊にもなってくれます。 ぜひお手元に置いて、活用してください! ※2025年6月上旬発売予定です
MORE -
学生さんのための医療倫理学 東大生が学んだ超難問を巡る旅
¥2,420
著者:赤林 朗(東京大学名誉教授 / 米国ニューヨーク大学医学部研究教授) B6変型判、112頁 定価2,200円+税 消費税10%込(2,420円) 医療のむずかしい選択の、最初のパートナーとなる1冊 余命告知、インフォームド・コンセント、代理母、安楽死など、いずれもむずかしい医療倫理のテーマを、ガイドとともに旅のように巡るうちに、「倫理的な考え方」という道筋がみえてきます。 難しいけれども決して避けては通れない課題に直面したとき「倫理的な考え方」が身についていることは、医療者や学生さんはもちろん、患者さんやその家族になった方にも支えとなる。倫理学って実は役に立つんです。 東大名誉教授が新たに書き下ろした、現代日本人のための座右の書! ※2025年5月中旬発売予定です
MORE -
フローチャート整形内科漢方薬 手術をしない先生の武器!
¥3,850
【監修】白石吉彦(隠岐広域連合立隠岐島前病院院長、島根大学医学部附属病院総合診療医センター長) 【著者】新見正則(オックスフォード大学医学博士、新見正則医院院長) Dr.Tこと、冨澤英明(東京蒲田病院整形外科部長) B6変型判、212頁 定価(3,500円+税)消費税10%込(3,850円) 整形外科外来に最高の武器を! 漢方薬で医師も患者も楽になります。 整形外科外来や、手術を必要としない時期、補う漢方薬で患者さんをサポートしよう。攻めの漢方を学ぶ「フローチャート整形外科漢方薬」とあわせて読めば完ペキです! 痛みが取りきれない、ほかの場所が痛くなったなどの患者さんの悩みにどこまでも寄り添う医師にオススメします ※2025年5月上旬発売予定です
MORE -
戦闘力漢方必勝パターン20 徹底解説
¥3,850
著者:土倉潤一郎(土倉内科循環器クリニック 漢方専門医・指導医) B6変型判、208頁 定価(3,500円+税)消費税10%込(3,850円) 漢方薬を使い始めた初期に効果を実感できれば、漢方薬に対する印象が変わり、モチベーションに繋がると思われます。 その立ち上がりの部分に注目! 日常臨床で困った症例に対して漢方の必勝パターンを伝授。 この必勝パターンをビシバシ使って本書の通りにやって頂けたら、 数症例で漢方薬の成功体験を味わえます。ぜひお試しください! ※2025年5月上旬発売予定です
MORE -
クマ外傷 クマージェンシー・メディシン
¥3,960
編著:中永士師明 (秋田大学大学院医学系研究科救急・集中治療医学講座 教授) A5変型判、88頁 定価3,600+税 消費税10%込(3,960円) 「今、ここにある危機」に備える必携の書! クマによる外傷にどう対応し、どのように治療すべきか――。 全国で最もクマ外傷が多い秋田県の経験豊富な専門家たちが、 その知見を結集し、ついに一冊にまとめました。 実践的な対応策から治療のポイントまで、現場で役立つ情報が詰まった衝撃の書籍です。 さらに、コーヒーブレイクとして楽しみながら学びも得られるコラムも充実! 知識とともに、読み応えのある一冊となっています。 救急科・救急外来はもちろん、各科にまたがる治療が必要となるのもクマ外傷の特徴です。 形成外科、整形外科、さらには精神科のみなさまなどにもご一読を勧めます! また、医学専門書ではありますが、自治体関係者の方々にも 今後の対策にお役立ていただけるものと自負しています。 ※2025年5月上旬発売予定です
MORE -
言語聴覚士が行う口腔ケア 食べる・話す・生きるを支えるために
¥4,400
編 集:日本口腔ケア学会言語聴覚士部会 編集代表:牧野日和(愛知学院大学健康科学部健康科学科教授) 夏目長門(愛知学院大学歯学部口腔先天異常学教室教授) B5判、160頁 定価4,000円+税 消費税10%込(4,400円) 現場でがんばる言語聴覚士(ST)の先生へ 生活ケアとしての「口腔ケア」を超えた STだからできる「口腔ケア」がここにあります。 ◆口腔ケアへの拒否がつよい ◆肺炎をくりかえしている ◆1日3回の口腔ケアをSTひとりではできない ◆口腔機能の評価がわからない ◆歯科との連携がむずかしい ◆家族から最期に一口でも食べてほしいという希望がある ◆摂食嚥下障害/意識障害/認知機能低下/口腔過敏・開口障害/義歯装着/低栄養など 今すぐ知りたい知識・評価・手技・対応まで 現場で出会う悩ましい症例への対応を簡潔にまとめました。 1人で悩まず、ぜひ本書を手にとってください。 ※2025年5月中旬発売予定です
MORE -
不登校の子どもを支える 家族・教師・医師のための対応ガイド
¥2,420
著者:小柳憲司 (長崎県立こども医療福祉センター小児心療科) A5変形判、144頁 定価 2,200円+税 消費税10%込(2,420円) 大ロングセラー「学校に行けない子どもたちへの対応ハンドブック」、 約15年の時を経た待望の改訂版! 小児心療科の医師として、長年不登校支援の最前線で診療してきた著者が、冷静かつ暖かい視点で、子どもを支える医師・教師・家族のためにまとめたこころのガイド。 「学校は行くのが当たり前」の時代から 「学校なんか別に行かなくていい」時代へと変わりつつあります。 とはいえ「行かないでいい」と割り切れるのはいまだ一部の人たちで、 現在でも学校に行けなくなると、行けなくなった子ども自身もその家族も、どうしたらよいのか悩み苦しむことが多いのが現実です。 どのような不登校にも共通する大きな問題は 「成長に必要な社会参加の機会が奪われてしまう」ということです。 本書は、不登校に伴う問題のうち「いかに社会参加をすすめるか」という点に注目し、その対応をできるだけ実践的に記載しました。 なかなか一歩が踏み出せない子どもの複雑な状態、不安な気持ちをどう理解し、どう和らげながら次の一歩を踏み出してもらうのか、 そのための方策を、本書で一緒に考えていきましょう。 著者の豊富な経験や知識に基づく21本のコラムと、「家族へのアドバイス」11本も必読です。 ※2025年4月末発売予定です
MORE -
ようこそ救急外来! 迷わない、困らないクスリの本
¥3,300
監修:中永士師明(秋田大学大学院研究科救急・集中治療医学講座) 著者:佐藤佳澄(秋田大学大学院研究科救急・集中治療医学講座) シリーズ監修:新見正則(新見正則医院) B6変型判、136頁 定価3,000円+税 消費税10%込(3,300円) 初めての救急外来、久々の救急外来 まずは、ここから 「えっ、これだけで大丈夫?」 「はい!まずはここから覚えましょう!」 研修医、医学生の入門から ベテランの学び直しまで 救急当直がはじまったばかりの初期レジデントや、たまの救急当直をおこなう上級医にも。 救急外来を乗り切るための、第一歩がここに。 ポケットサイズで、救急外来初日からあなたの強い味方になってくれる1冊! ◆ コンパクトでパッと使える薬のフローチャートが 勤務、研修、実習の強い味方に! ◆ 一歩学びを深めたい人向けに、 空き時間でサッと読めるショートコラムも充実! ◆ 一次・二次救急における外来診療に 特化した薬剤が掲載 ◆ 救急診療に不安を感じたら… 「救急外来ことはじめ (P. 12)」で救急患者診察の原則に立ち返ろう! 多様な患者、多様な疾患に素早く対応していかなくてはならないのが救急外来。 まずは重要かつ頻用の処方から押さえていきませんか? ※2025年4月上旬発売予定です
MORE -
てんかん診療 悩みまくり
¥5,280
編著:岩佐 博人(千葉県循環器病センターてんかんセンター / 医療法人静和会浅井病院精神科) 編集協力:原 広一郎(医療法人静和会浅井病院精神科) A5変形判、208頁 定価 4,800円+税 消費税10%込(5,280円) なかなか発作消失にいたらない、患者が治療に納得していない。てんかん患者によりよい治療を提供したいと考えるほど、治療者は悩みや迷いを覚える。 てんかん診療場面の悩み80項目に対し、1項目5分で読めるコンパクトさでエキスパートたちがリアルで柔軟な対応策や提案を綴る。 「実は薬を飲んでいませんでした、といわれたのですが?」 「発作があったことを患者が話したがらないようなのですが?」 こんな悩みに直面したとき、患者にとっても治療者にとっても、よりよい道はあるのか。 神経内科医、脳神経外科医、小児科医など、てんかん診療に関わる治療者に普遍的に役立ち、診療場面を前向きにしていく必携書。 ※2025年2月末発売予定です
MORE -
舞台医学実践入門
¥4,840
監修:日本舞台医学会 編者:武藤 芳照(東京大学名誉教授/ 東京健康リハビリテーション総合研究所所長) 山下 敏彦 (札幌医科大学理事長・学長) 田中 康仁 (奈良県立医科大学整形外科教授) 山本 謙吾 (東京医科大学病院病院長/ 東京医科大学整形外科学分野主任教授) B5判、112頁 定価(4,400円+税)消費税10%込(4,840円) 舞踊・音楽・演劇などを担うアーティストは、極限まで身体を酷使し、常人離れしたパフォーマンスをもって観客を魅了する。 過剰な身体負担によって外傷・障害が生じたとき、アーティスト特有の事情に医療はどう寄り添いながら対応すべきか。 バレエ、ストリートダンス、ピアノ、ヴァイオリン、フルートなどにおける特徴的な症例や対応例などをわかりやすく解説し、スポーツ医学との近似性や違いにも言及する。 「舞台医学」という新しい分野を開拓・実践し、その基盤を築いていくために、日本舞台医学会が掲げる最初の道しるべ。 ※2024年12月下旬発売予定です
MORE -
フローチャート発達障害漢方薬 生きやすくする漢方薬
¥3,300
監修:古郡 規雄(獨協医科大学精神神経医学講座 教授) 著者:坂﨑 弘美(さかざきこどもクリニック院長) :新見 正則(オックスフォード大学医学博士、新見正則医院院長) B6変型、180頁(予定) 定価(3,000円+税)消費税10%込(3,300円) 漢方薬を治療の1ピースにして発達障害を生きやすくしよう! 発達障害の当事者で、外科医で漢方医の新見正則先生と、大人気クリニックの坂﨑弘美先生の特別コラボ、待望の第二弾。 発達障害を持つ方のそれぞれの症状に漢方薬でアプローチしよう。実際に診療で役に立った処方のみを厳選して紹介しました。超ディープな相談や、当事者を支えるご家族への処方も合わせて紹介。 どんな症状にどの漢方薬が必要かひとめでわかる大人気フローチャート。ぜひ発達障害の治療の1ピースに漢方薬をお試し下さい。 ※2024年12月下旬発売予定です
MORE -
言語の認知神経心理学
¥4,950
一般社団法人日本高次脳機能学会 教育・研修委員会 編 A5、248頁 定価(4,500円+税)消費税10%込(4,950円) 認知神経心理学的分析、手法を学ぶことで、より適切な言語治療へ! 本書では、第1章「理論的観点と方法」で、認知心理学と神経心理学との関係、従来のロゴジェン・モデルから、コネクショニスト・アプローチを代表するトライアングル・モデルまで、わかりやすく解説。 続く第2章「各種神経心理症状の認知神経心理学的分析」で、失語症、読みの障害、発達性ディスレクシア、文と動詞について解説します。 さいごに、「認知神経心理学的アプローチによる言語訓練」として、失語症、失読・失書、発達性ディレスレクシアへの指導方法を紹介。失語症臨床に新しい視点をプラスする1冊。 ※2024年12月下旬発売予定です
MORE -
精神科「フライング診断」を乗り越える 鑑別と併存診断のケーススタディ
¥4,950
著者: 仙波 純一(東京愛成会たかつきクリニック) A5変型、288頁 定価(4,500円+税)消費税10%込(4,950円) 診断を下す際にも経過をたどった後でも、悩み、焦り、混乱の元となるのが精神科診断。その困難に対応すべく、精神科では珍しい「鑑別診断のための症例集」が登場! 「精神科を専攻して2、3年経てば、そろそろ1人で外来を担当させられることになるであろう。 これから野戦病院でどんどん経験を積んでいこうという段階である。 さすがにそのころには、典型的であれば統合失調症やうつ病、あるいはパニック症などの診断に困ることはないかもしれない。しかし、外来やリエゾンで往診した患者を前にして、症状が複雑で定型的でない、診断を下すには情報が足りないなど、困惑することも少なくない。」 本書の「はじめに」で著者が記したこの言葉に、 若い精神科医だけでなく多くの医師がうなずき、同意するのではないだろうか。 そして、一度下した診断が経過をたどっていくうちに「違っていたか」と思い始めたり、紹介されてきた患者の診断名に疑問を抱くといったことも、よく経験するだろう。 そんな “一見すると○○症と診断してしまうかもしれないが、 よく症状を見たり観察していくと△△症の診断になる” という51の症例を紹介した書籍である。 「少し臨床経験も積んできて、診断にも慣れが生じてしまっている…」 「時々やってくる複雑な症状を抱えた患者さんに対応できる自信を持ちたい!」 「めったに遭遇しない珍しい症例のことをよく知っておきたい!」 こんな思いをお持ちの方であれば、必ず役立つと1冊になっているはず。 ぜひご一読をお薦めしたい。 ※既刊『ガイドラインになりリアル精神科薬物療法をガイドする』と併せて読めば 精神科臨床のさらなる理解につながります。 ※2024年11月下旬発売予定です
MORE -
ガイドラインにないリアル脳神経内科薬物療法をガイドする
¥3,740
編著者: 太田 浄文(中津市立中津市民病院神経内科 部長) 著者:石橋 哲(いしばし脳神経内科クリニック 院長) A5変型、152頁 定価(3,400円+税)消費税10%込(3,740円) 「なんとなく正しい」から 「今ある知見の中ではベスト」な選択へ! RCTの難しい希少疾患や ガイドラインでは語りきれない実臨床を解説! 扱う疾患(希少疾患)の種類が多い脳神経内科。 本書は、ガイドラインにない・ガイドラインの記載が膨大な症例に対しても、即座に解決策を見つけることができる実践的な薬物療法ガイドです。 疾患ごとに分けられた豊富な項目とリアルな治療指針で、 難解なケースにも対応できるよう強力にサポートします。 忙しくてなかなか検索の時間がとれない先生も、臨床における自信を高め、治療の質を向上できる必携書です。 ※2024年12月上旬発売予定です
MORE -
転倒予防のプロが教える正しい杖の使い方
¥4,950
監修:日本転倒予防学会 編者:武藤芳照(東京健康リハビリテーション総合研究所所長) 浅見豊子(佐賀大学医学部附属病院リハビリテーション科診療教授) 黒柳律雄(よみうりランド慶友病院診療部長) 内田泰彦(健康リハビリテーション内田病院院長) 高杉紳一郎(佐賀整肢学園こども発達医療センター副院長) 上内哲男(JCHO東京新宿メディカルセンターリハビリテーション室理学療法士長) B5判、136頁 定価(4,500円+税)消費税10%込(4,950円) 「杖を使わなくても、まだ十分に歩けると思うんだけどね~」 「時々、突いたときに滑って転びそうになるんだよ。なんとかならないものかね!」 患者さん、杖の利用者さんから、こうした言葉を言われたことはありませんか? そして、納得してもらえるような対応ができていると自信をもって言えるでしょうか? この本はこれまでほとんど刊行されたことがない、「杖の正しい使い方」を示した書籍です。 それぞれの杖ごとに備わっている機能・効果、持ち方・合わせ方、 さらには運動器や脳・神経に関する疾患ごとに、どのような杖をどう使用すればいいのかなど まるごと1冊、医療的な杖の使用に役立つ知識にあふれています! 歩行の補助具として幅広く活用されている一方で 誤った使用による痛みの発生や、転倒事故なども起きているなか 正しく杖を使ってもらうためにも、ぜひ本書を役立ててください! ※2024年9月上旬発売予定です
MORE -
伊藤病院 甲状腺症例を極める
¥6,050
監修: 伊藤公一(伊藤病院 院長) 編集代表: 渡邊奈津子(伊藤病院 内科部長) B5判、208頁 定価(5,500円+税)消費税10%込(6,050円) 甲状腺疾患専門の伊藤病院が厳選した これだけは知っておきたい症例、32項目! 甲状腺疾患のエキスパートたちが 実践的な知識をわかりやすく解説 各症例を「診断・鑑別」「治療」「患者指導」 に分けて必須の知識を学べます ビギナー向けのよくある症例はもちろん もう一歩踏み込んだ知識や、 専門病院ならではの工夫やオリジナルデータを収録 日々の甲状腺診療のおともにベストな1冊 ※2024年7月下旬発売予定です
MORE -
臨床が変わる! 医療AIシンプル・レクチャー・ブック
¥2,750
編著者:酒谷 薫(東京大学高齢社会総合研究機構) A5変型判 72頁 定価(2,500円+税)、消費税10%込み(2,750円) 画像認識や生成AIによる診断支援を持ち出すまでもなく 医師にとって、AI・医療AIに関する知識は今後ますます必須のものとなっていくだろう。 一方で、きちんと学習しようとすれば、難易度の高い解説を参照する必要があり、 そもそも詳細な仕組みまで知ることは不要である。 そんな「医療AIを使うことにはなるけれど、高度に専門的な知識まではいらない」 といった方々向けに生み出されたのが本書である。 100ページにも満たないほどコンパクトでありながら 目次に示されているとおり、「AIとは?」「機械学習とは?」「深層学習とは?」など 基本的かつ重要な知識が気軽に読めて、学べる内容となっている。 医師にとって避けて通ることのできないAIとの対峙に向け ゲートウェイとなる1冊として本書を選んでいただければと思う。 ★2024年7月上旬発売予定です
MORE -
日本精神神経学会専門医認定試験問題 解答と解説 第4集
¥6,600
日本精神神経学会 専門医制度試験委員会:編著 A4判 6,600円(本体価格6,000円・税込み価格6600円) 第10~12回精神科専門医認定試験問題の解説集。精神医学の基礎から症例を通した治療対応の判断、社会制度の知識など領域ごとにわかりやすく解説。専門医試験対策+臨床でも役立つ1冊。 2024年7月初旬ごろ売予定
MORE