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失音楽症
¥5,500
著者:佐藤 正之(国立研究開発法人国立長寿医療研究センターもの忘れセンター) A5正判、224頁 定価 5,000円+税 消費税10%込(5,500円) 河村満先生、ご推薦! 脳梗塞のあと、音楽が音楽として感じられなくなった。 よく知っていたはずの曲なのに、聞いてもその曲とわからない。 本書は、こうした脳の障害により生じた失音楽症例1つひとつから、 脳がどの局在とネットワークでもって、音楽を認知するのか紐解きます。 脳神経内科医にして音大卒でもある著者が、 医学と音楽双方の専門的視点から見出す音楽の脳科学。 さらに、著名な音楽家の失音楽症例、音楽能力評価の検査、音楽認知の脳賦活化実験などの 知見も網羅しました。 音楽という一専門分野から、人間の脳の可能性や奥深さが見えてくる、 唯一無二の「失音楽症」成書です。 ※2026年7月下旬発売予定です
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明日から使える!精神科薬物療法 副作用対応の臨床Hack
¥3,960
編集:嶽北佳輝(関西医科大学医学部精神神経科講座 診療教授) 堀 輝(福岡大学医学部精神医学教室 教授) A5変型判、212頁 定価3,600円+税 消費税10%込(3,960円) 臨床Hackシリーズ、第2弾登場! テーマは「副作用対応」。 迅速かつ適切な対処法を、エキスパートが教えてくれる! そして今回は、身体科の医師による「明日から使える」知識も学べます。 ガイドラインだけでは良好な進展が難しい場面も多い精神科臨床。 治療の主軸となる薬物療法で、避けて通ることのできないのが副作用への対応です。 “中止すべきか、このまま使い続けるか…”、 こういった迷える状況に置かれることは、決して珍しいことではないでしょう。 本書はそういった場合に役立ててもらうべく、刊行されました! 下にある目次に示したように 取り上げた11の副作用は普段から遭遇しやすいものであり、 評価や症状の聞き取り、予防方法や鑑別までを多角的かつ実践的に解説しています。 そして、シリーズ最大の特長である「私はこう対応している!」によって 執筆しているエキスパート自身の対処法がより身近に感じながら学べることでしょう。 さらに、本書もう一つの特長が、身体科の医師も執筆に加わっていること。 それぞれの副作用を日常的に対応している診療科の方々に登場してもらい、 どういった点に注意しているのか、どうなったらコンサルトしてほしいかなど 精神科医とは異なった視点から執筆してくれています。 きっと随所に参考となる記載が見つけられるはずです! そして章末の「ここにも注意なトピックス」では、 精神科医の間でも議論の分かれそうな副作用に関するテーマ、 多汗や抜毛、感覚過敏など患者さんにとっても気になることなど 多岐にわたるテーマをコラム的にまとめていただきました。 学会シンポジウムから始まったこのシリーズが、多くの精神科医に届き 少しでも処方・診療がいい方向に変わるきっかけとなれば嬉しく思います! 目次情報 はじめに 6 本書の使い方 8 ■Prologue 総論 14 精神科における副作用とは?(古郡規雄) ■Chapter 1 錐体外路症状 24 まずは原因薬剤の調整を検討ししよう(楠戸恵介) 脳神経内科の医師ならこう対処する!!(長瀬さつき) ■Chapter 2 耐糖能異常・代謝障害 44 重症度や精神症状を見極めながら介入していこう(舩槻紀也) 糖尿病・代謝内科の医師ならこう対処する!!(中神朋子,久保田 諒) ■Chapter 3 体重増加 60 薬剤特性を理解しつつ患者との関係構築にも努めよう(吉田和生) 内分泌代謝内科の医師ならこう対処する!!(辻野元祥) ■Chapter 4 便秘 74 精神科薬物療法に合併する便秘症に気を付けよう(山田浩樹) 内科の医師ならこう対処する!!(長尾知子) ■Chapter 5 吐き気・嘔吐・下痢 92 事前のリスク評価や鑑別を意識して薬剤治療を進めていこう(田形弘実) 消化器内科の医師ならこう対処する!!(落 裕太) ■Chapter 6 性機能障害 106 積極的な聞き取りを行い段階的アプローチで対応しよう(村岡寛之) 泌尿器科の医師ならこう対処する!!(佐々木春明) ■Chapter 7 悪夢 123 本当に副作用かに留意しながら柔軟な薬剤調整を心がけよう(松井健太郎) 睡眠科の医師ならこう対処する!!(松井健太郎) ■Chapter 8 口渇 138 マネジメント可能な副作用。エレガントな薬剤調整でスマートに解決しよう(矢田勇慈) 口腔外科の医師ならこう対処する!!(須佐岳人) ■Chapter 9 流涎 154 薬剤による機序の違いを把握し早期発見を意識しよう(菊池結花) 耳鼻咽喉科の医師ならこう対処する!!(山村幸江) ■Chapter 10 ふらつき・めまい 172 多様な症状・原因疾患に目を向け、患者に合った対応を行おう(浅田 遼) 耳鼻咽喉科の医師ならこう対処する!!(清水謙祐) ■Chapter 11 皮疹 187 患者への説明を十分に行い、皮膚科と連携しよう(越智紳一郎) 皮膚科の医師ならこう対処する!!(小田富美子) 【ここにも注意!なトピックス】 1 焦燥感が増した.アカシジアなのか精神症状なのか?(竹内啓善) 41 2 汗,寝汗は薬のせい?(馬場 元) 57 3 薬への依存症に対する対応は?(常用量依存)(稲田 健) 71 4 市販薬依存への対応(桑原秀徳) 89 5 過鎮静は副作用か効果か?(川俣安史) 103 6 髪の毛が抜けてきた.薬のせい?(冨田 哲) 120 7 睡眠薬を飲んでいると認知症になるの?(高江洲義和) 135 8 多飲症・水中毒は病状? 口渇の副作用から?(佐久間睦貴) 151 9 肝機能障害が出た.薬の用量を調整? 切り替え?(田中優樹,青木宣篤) 168 10 腎機能障害が出た.薬の用量を調整? 切り替え?(菅原裕子) 184 11 聴覚を中心とした感覚過敏が出た.薬の姓?(鈴木悠平) 201 事項索引 204 薬剤名索引 206 おわりに 208 ※2026年6月下旬発売予定です
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NEW精神科研修ハンドブックVer.2
¥3,300
監修 岸本年史(秋津鴻池病院院長) 編集 岡田 俊(奈良県立医科大学精神医学講座教授) 紀本創兵(和歌山県立医科大学神経精神医学講座教授) 牧之段学(熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学講座教授) B6変形判 212頁 定価 3,300円+税 消費税10%込(3,000円) スーパーローテート必携! 愛読され続けて20年。奈良医大精神科チームが作り上げた渾身の精神科研修ハンドブックをICD-11に合わせて大改訂。今回の改訂から和医大・熊大精神科チームも加わりました。 修正に修正を重ね、まさに精神科臨床研修にふさわしいベスト・オブ・ベスト! 白衣におさまるコンパクト版で、いつもどおり使い勝手の良い仕上がり。効率的に最新情報をアップデートしたい先生、他科の先生方にもお勧めします。 ※2026年6月下旬発売予定です
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目で見て鍛える 高次脳機能障害・認知症のリハビリドリル
¥2,200
著者:伊林克彦(新潟リハビリテーション大学大学院 高次脳機能障害コース 教授) PDFデータ(ドリル151頁、解答6頁) 定価2,000円+税 消費税10%込(2,200円) 毎日楽しく続けられる多彩な全219問を収載。 高次脳機能障害などの認知機能に対するドリル集。 [対象者] 高次脳機能障害や認知症の人 [内容] ●大きい図形を探す、言葉の共通点など、目でも楽しいカラー課題 ●飽きないよう、多彩な課題 全219問をご用意しました。 ●繰り返し取り組むことでリハビリ効果UP ●リハビリテーションの専門家が作成し、訓練の効果を実感 ●施設で、自宅で、どんどん使ってリハビリにお役立てください。 [使い方] ●PC等から印刷、またはタブレット等で行います。 ●セラピストと一緒に行う、1人でも、ご家族とでもOK ●何度でも課題を行っていただくことができます。 [使用環境] PDFデータ Adobe Acrobat Reader(無償)がインストールされているパソコンで利用ください。 タブレット端末・スマートフォンでのダウンロードが難しい場合パソコンからのダウンロードをお試しください。 [著作権] ※本訓練教材は(株)新興医学出版社が著作権を保有します。 ※ご購入者様は自由に出力して訓練にお役立てください。 ※PDFデータの複製・譲渡・販売、ウェブ・SNS等への掲載等の一切を禁じます。 [免責事項] ※PDFデータを使用したことにより生じた損害、障害、その他いかなる事態にも小社は一切保証いたしません。ご使用者様の責任において使用してください。 [収載課題] 内容は少しずつ、難易度が上がっていく仕様です。 【課題1 図形課題】図形を見比べて、大きいものを選ぶ 【課題2 連想課題】提示された言葉の共通点をあげる 【課題3 線課題】線を見比べて、長いものを選ぶ 【課題4 迷路課題】スタートからゴールまで迷路をたどる 【課題5 選択課題①(文字・数字)】並んだ文字や数字から、指定のものを選ぶ 【課題6 選択課題②(絵)】並んだ絵から、指定のものを選ぶ 【課題7 記憶保持課題①(文字・数字)】最初に見た文字や数字から、抜けたものを答える 【課題8 計算課題】並んだ数字から、指定のものを暗算する 【課題9 遂行機能課題】指示された向きや作業の順に、計算や選択をする 【課題10 しりとり課題】提示された言葉でしりとりを作る 【課題11 単語課題】文字を並び替えて、単語を作る 【課題12 呼称課題】提示された絵の名前を答える 【課題13 熟語課題①】提示された文字で熟語を作る 【課題14 熟語課題②】提示された文字で熟語を作る 【課題15 時計課題】提示された時計の時間を答える 【課題16 地名課題】提示された条件に合う都道府県を答える 【課題17 間違い探し課題】並んだ絵から、異なるものを探す 【課題18 記憶保持課題②(文章)】文章を覚え、出てきた言葉を選ぶ [作成者からのメッセージ] 我々は目で見たり耳で聞いたり皮膚で感じて、それが何であるかを理解し、過去の記憶と照らし合わせ判断しながら日常生活を送っている。それらはいずれも脳によってなされるものであり、これらを含めた機能を高次脳機能という。年を重ねるごとにそれらの機能は低下してゆくのが一般的で、また、脳血管障害や外傷などにより、損なわれることもある。これらの障害は不可逆的だと思われていたが、リハビリテーションによって注意力や記憶力を鍛えることで機能の改善を実感することがある、 この訓練教材の内容は、複数のデイケア施設や訪問リハビリスタッフ・訪問看護師の方たちから、このような訓練教材があれば大変助かると言われている。 筆者個人としては、多くの高次脳機能障害で苦しむ人たちのために少しでも役立ててもらえればという気持ちから本ドリルを作成した。 (全文は、新興医学出版社noteから読めます) https://note.com/shinkohigaku/n/nf9be014f16df [Q&A] Q1:どのくらいのペースで進めるのがいいですか? 1日1課題を目途に3~4週間程度のペースでドリルすべてを仕上げるように進めてみましょう。 1回目が終わったら、最初からもどって2回目、3回目と何度でも続けてみてください。 Q2:対象年齢はありますか? おもに30~90歳代を対象としますが、それ以外の年齢層でもOK。 多彩な課題をご用意していますので興味の持てそうなものを選んでください。 Q3:親のために購入しましたが、嫌がってやってもらえません。どうすれば取り組んでもらえますか? 日々の生活に関係するような課題が多いことを説明し、難易度を参考にして患者さんに合ったできそうな課題から始めてみてはいかがでしょうか。 Q4:失語や麻痺がありますが、ドリルを使えますか? 思考力が保たれているため、言葉でなくても指差しで可能です。 Q5:途中でやめてしまって最後までできないときはどうすればいいですか? 途中お休みの日があっても気にせず、続けてください。 Q6:ドリルを繰り返して正解率が上がった場合、それは機能回復と判断していいのでしょうか? 1つの課題が終わった時点でどのくらいの時間を要したか、また、わからなくて続けることが困難になった時間はどれくらいだったかをメモしておきます。 3~4週間後に同じ課題を行い、前回との時間を比較して改善度を知ることができます。
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フローチャート認知症漢方薬 西洋薬より断然安全!
¥3,520
著者:水上勝義 (筑波大学名誉教授) 新見正則(オックスフォード大学 医学博士、新見正則医院 院長) B6変形判、168頁 定価 3,200円+税 消費税10%込(3,520円) 認知症の人にお薦めの漢方薬は抑肝散だけじゃない! 漢方専門家と認知症の専門家が薦める、 認知症の人の生活を支える漢方薬の使い方。 大人気のフローチャート漢方薬シリーズに「認知症」版が登場しました。認知症の母を送った漢方専門家と、認知症専門家からのメッセージの詰まった1冊です。西洋薬の影響を抑えた漢方薬の対応で、様々な心理・行動症状や身体症状に対応しましょう。本人も家族も一緒に飲んで楽になる、そんな漢方、始めてください。Lancetの認知症予防研究に対応した漢方薬も収載。 ※2026年5月下旬発売予定です
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フローチャート中医・韓医漢方薬 最高峰がついにフローチャートに!
¥4,290
著者: 酒谷 薫 (東京大学大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻特任研究員・ 日本中医薬学会理事長) クォン・スンオン(慶熙大学漢方病院循環神経内科教授) 中山今日子(日本薬科大学招聘講師) 新見正則(オックスフォード大学 医学博士・新見正則医院院長) B6変型判、228頁 定価3,900円+税 消費税10%込(4,290円) ビックリ仰天! まさか中医学、韓医学がフローチャートに? 専門医も驚く、最高峰のフローチャートができました! 誰でも簡単に中医、韓医の処方が選択できる 最高のフローチャート! 大ロングセラー「フローチャート漢方薬治療(2011年)」の出版から15年。 とうとう、絶対に不可能と言われていた中医学・韓医学のフローチャートができました。 今回、新見正則先生と中山今日子先生のコンビに中医学ご専門で日本中医薬学会理事長の酒谷薫先生と、韓医学ご専門でフローチャート漢方薬シリーズを多数翻訳しているクォン・スンオン先生とのコラボレーションで、奇跡の企画が実現しました。 現代西洋医学の発展以前から脈々と続く、両国の知恵に触れ、漢方の魅力を再確認ください。「フローチャート漢方薬治療」と並べて読むと、3つの立場の違いがわかります。当然ですが、いつもの安心・簡単なフローチャート形式です。 ※2026年5月中旬発発売予定です。
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臨床倫理学 第9版
¥4,180
著者:Albert R. Jonsen, Mark Siegler, William J. Winslade 訳者:赤林朗(東京大学名誉教授、ワシントン大学(シアトル)医学部・連携教授)、蔵田伸雄(創価大学文学研究科教授)、児玉聡(京都大学大学院文学研究科教授)、中澤栄輔(東京大学大学院医学系研究科医療倫理学分野教授) A5変型判、312頁 定価3,800円+税 消費税10%込(4,180円) 臨床倫理の「四分割表」創始者による稀代のロングセラー ジョンセン先生最後の大改訂 臨床で遭遇するあらゆる倫理的問題について、医療者はどのように考え、対応すればよいのか。本書は、医療現場で戸惑う倫理的問題の本質を理解し、解決するための実践的アプローチを提案する。 本書では、代理意思決定、終末期医療、宗教や法がもたらす影響など、倫理的問題をはらんだ多用な症例が登場する。これらを「医学的適応」「患者の意向」「QOL」「周囲の状況」の4項目の視点から紐解き、自らより良い臨床判断を導けるよう解説されている。原著者アルバート・ジョンセン博士のご逝去により、40年にわたる改訂の集大成となる、医療者必携の書。 ※「臨床倫理学 第5版」改訂版です。 ※2026年6月上旬発売予定です
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患者さんのためのがん治療ハンドブック
¥2,750
著者:新見正則(オックスフォード大学 医学博士) B6変型判、288頁 定価2,500円+税 消費税10%込(2,750円) がん治療にとって本当に重要なのは、 医師なのか、病院なのか、治療法か、それとも……? 外科医からスタートし、医師歴40年を迎えた著者が贈る 患者さんやそのご家族に知っていてほしい、究極の「がんとの向き合い方」! 【内容構成】 プロローグ がんと診断されたあなたへ 第1章 考えるべきこと・考えなくていいこと 第2章 「医療の実際」を知っている私だから言えること 第3章 受けようと思えば受けられる治療法、教えます 第4章 その治療、どんな病院で受けたいですか? 第5章 ベターな医師・ダメな医師の見分け方 【はじめに―過去の自分― 全文掲載】 昔の自分には診てもらいたくないと思っています。 40年前に医師になり、外科医を志しました。当時はがん治療の王道は手術でした。世界一の外科医をめざして、日々修練に励みました。切除範囲の大きな手術(拡大手術)で生存率が向上すると信じられていた時代でした。拡大手術に挑戦したく消化器外科を選び、かつ専門分野を血管外科にしました。心臓外科の修練も積みました。動静脈の処理ができれば拡大手術には無敵と思ったのです。 医師国家試験に合格し、人にメスを入れても合法的な資格を手にしました。10%近くの死亡率がある手術にも挑戦しました。外科医療は屍の上に成り立ち、そして進歩すると思い上がっていました。自分ががんになったら、そんな約30年前の自分を主治医としては絶対に選びません。控えめにはしていましたが上から目線の偉そうな外科医だったからです。 そして、次のステップは移植医療への挑戦でした。 拡大切除に限界があるのなら、いっそ臓器を置換すれば生命予後を改善できると思ったのです。移植医療は手技的には可能でした。しかし、拒絶反応という壁があり移植先進国の欧米での成績は伸び悩んでいました。そこでオックスフォード大学博士課程に留学して移植免疫学の勉強を始めました。 そしてマウスの心臓移植では世界一の外科医になりました。マウスの心臓移植が本当に上手になり欧米の施設に指導に行きました。オックスフォード大学博士課程の勉学の中でサイエンス的思考を身に付けました。しかし、自分ががんになったら、そんな25年前の自分を主治医には選びません。エビデンスがあること以外は論外と断じていたからです。 帰国後に大学病院で、かつ保険診療でセカンドオピニオンをはじめました。日本初でした。セカンドオピニオンのパイオニアと担がれて、テレビ番組やラジオ番組に長くレギュラー出演していました。当時の自分は「保険医療が是で、自由診療は悪」と確信していました。そんな論調で多くのメディアでコメントしていました。20年ほど前になります。 SNSの動画が普及する前でしたから、相当の説得力があったと思っています。最近のSNSやメディアで自費診療を怪しいエセ医療と決めつけ、懸命に糾弾している医師と同じような発言をしていました。しかし、自分ががんになったら、そんな20年前の自分を主治医には選びません。保険診療の標準治療がベストで、他は不要と思っていたからです。 オックスフォード大学から帰国後は、大学院の3領域の指導教授になりました。外科と免疫学と東洋医学です。幅広い知識を蓄え、セカンドオピニオンも多数経験し、実臨床の腕はますます向上しました。免疫学者としては2013 年にイグノーベル賞をハーバード大学でいただきました。大脳が免疫力に影響を及ぼすことをマウスで証明したからです。そして漢方薬の魅力を世の中に発信する活動も行い、今に至るまで数十冊の医師向け漢方入門書を上梓してきました。しかし、自分ががんになったら、この15年前の自分を主治医には選びません。がんに有効と思われる些細なこと(エビデンスが明らかではないこと)をまだ知ろうとはしていませんでした。 そして、今は「昔の自分よりはまともだ」と思える医師になったと自負しています。いろいろな経験をして、クリエイティブな仕事を続け、Zero to One を実践した自分がいます。やっとまともな医師になったと思っています。自分ががんになったら、以前の自分ではなく、今の自分を主治医に選ぶと思います。 しかし、10年後に今を顧みると、「まだまだ未熟だった」と思うのだろうという危惧があります。医学は、人は、自分は進歩するのです。そんな進歩の過程で生まれたのが本書です。今の自分にとっての正解を書き下ろしました。 ぜひ、本書をご自身やご家族のがん治療の指針としてご利用ください。 ※2025年3月初旬発売予定です
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